イスキア島には温泉があちこちで湧いてる。
そのほとんどがホテルや健康ランドになっている。
私たちが宿泊したホテルにも温泉があり、それはまるでこじんまりした室内温水プール。
水温は37-40度ぐらい。水着着用で入る。
ただプールと違うのは、照明が暗いこと、(年寄りばかりがいること)、打たせ湯やジャグジーが付いていること、そして「ドクター」付きであること。
これイタリアの法律かなんだか知らないけど、温泉施設にはかならずドクターがいて、アドバイスや見張りをするらしい。
私達も最初に利用したときは「10分までにとどめておくように。特に子供は慣れてないからあまり浸かっちゃだめ。」とアドバイスされた。
ただし温泉大国の日本で鍛えられているはずだから別に気にしなくていいだろ、と自己判断で初回からおもいっきり家族3人でお湯に浸ってました。
で、このイスキア島の反対側には天然温泉もあるというので行ってみた。
無謀にも地図もなにも持たずにホテルのフロントに
「テルメ ナチュラーレ バス スタシオーネー」
と適当なイタリア語できいて教えてもらったところに行ってみた。
で、はじめたどり着いたところが江ノ島。

そこにはたくさん健康ランドはあれどお目当ての天然温泉はなし。
やや途方にくれて諦めかけていた時、運良く英語をしゃべるジュース屋のおじちゃんを見つけたので、そこで絞ってもらったジュースを飲みながら道を教えてもらう。
バスに乗らなければならないけど、江ノ島からそう遠くない。よかった。
イスキア島を周回するバスは15分おきぐらいにやってくる。なんて便利なんだ。
乗員はほとんどがドイツ人高齢カップル。トレッキング装備の人が多い。
駅からおりたあとは海岸線に向かって20分ほど田舎道を歩く。
途中見つけたレストランでランチ休憩。
江ノ島を望む素晴らし景色のテラスを独占できるのもオフシーズンのお陰。
海で泳げなくても十分楽しめる。

そして海で泳ぎたいならこの天然温泉。

やっとたどり着いた。
写真の左、緑の足場があるところの岩場から熱湯が湧き出ていて、それが海水と混ざって天然露天風呂になっている。
すぐとなりには小さいビーチもあるので、そこで泳いだ後に露天風呂であたたまることも可能。
で、早速3人で入浴。
うーん、熱湯と冷たい海水が交互に流れてくるので、常に手でかき回さないと熱い&冷たい。
しかもここは海。日光の照り返しがきつい。あぁ紫外線が気になる。。。
あまり落ち着かない。。。
むしろ面白かったのはあるイタリア人。
大きな犬と一緒に沖からカヌーに乗ってやってきたイタリア人男性、肌は日焼けで濃いブラウン色、引き締まった筋肉、そして黒のピチピチブリーフ水着。
なんとなく直視しがたいが、その登場の仕方と外見だけでとにかく目立つ。
さらにこの黒ブリーフイタリアン、温泉に寝転がって入るなり、フランス人女性を口説きだした。
「どこからきたの?イタリア語しゃべれる?誰ときたの?彼氏いる?」
って。
隣にいたNikoの耳ダンボ状態。
そして露天風呂にいた観光客も全員ダンボ状態。
結局彼女は彼氏がいるとかなんとかで、黒ブリーフは諦めていった。
いやーこんな典型的なイタリアンって熱海にもいるのね、と思っていたら、別の日に似たような光景に出くわした。それについてはまた後で。
イタリアの熱海は熱い!
ハネムーンには向かないけど、女同士の旅行や失恋旅行にはいいかもね。